2024年の総括:進化と成果の年

2024年もいよいよ終わりが近づいてきました。今年の年始に書初めした言葉「続・健康経営」は、この1年を象徴するテーマとなりました。社員一人ひとりの健康はもちろん、私たちの意思決定が健全であるかどうかを見直し、問い続ける1年でもありました。「それって健康的か?」という合言葉が社内の共通言語となり、行動や判断の基準として深く根付いたことが印象的です。

 

振り返れば、2024年は「進化」と「成果」の年でした。当社が提唱する「クライアンテリング×CRM」が市場で一層の浸透を見せ、クライアンテリングCRMツール「BoCRM」は宿泊施設やゴルフ場といった新たな分野への展開を果たしました。その結果、多くのクライアントから顧客ロイヤルティの向上や収益改善といった具体的な成果の声をいただいています。これらの成功事例が、私たちの信念をより確固たるものにしてくれました。

 

また、データサイエンス分野では、分析チームが着実に成果を挙げ、企業の意思決定を強力に支える役割を果たしました。一方で、BPO業務の安定運用を通じて、クライアントからの信頼をさらに深めることができました。これらの取り組みを通じて、事業基盤がより盤石なものになったことを実感しています。

 

「続・健康経営」に関する取り組みでは、社員が健康に働ける環境づくりと同時に、健全な意思決定を可能にする企業文化を育てることに注力しました。この一環として取得したISMS認証は、データ管理体制の信頼性向上に繋がるだけでなく、組織全体の透明性を高める重要なステップとなりました。

 

さらに、5年ぶりに開催したリアルセミナーでは、多くのお客様と直接お話しする機会を持つことができました。オンラインが主流となる中で、現場の空気感を共有することで、CRMに対する期待と関心の高まりを肌で感じることができた貴重な機会でした。

 

もちろん、今年も困難に直面することはありましたが、そのたびにチーム全体で乗り越え、新たな道を切り拓くことができました。学びと成果が積み重なり、総じて「プラスの年」だったと胸を張って言える1年でした。

 

2025年は、これまでの努力を実らせる「収穫の年」にしたいと考えています。今年の成果を礎に、CRM普及活動にさらに力を入れ、市場をリードし続ける存在でありたいと思います。2024年も支えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

 

どうぞ良いお年をお迎えください。

2024年12月30日
富ヶ谷事務所にて