【事例】青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科(ABS)での取り組みのご紹介
学びの締めくくりの時期を迎え、学期末を迎える今日このごろ、東京では晩冬の趣が深まっています。学業や受験に励まれる皆様の努力が実を結び、新たな一歩が素晴らしいものでありますよう、心よりお祈り申し上げます。
さて、弊社代表の坂本が講師を務める青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(ABS)の講座「CRM戦略」では、例年、授業の一環として、弊社スマートウィルのクライアント企業様や、関係先様にご協力を仰ぎ、ゲスト講演やプレゼンテーションの講評をいただいております。
今年度は、株式会社ゼレンホールディングス代表取締役社長及川直彦様に「デジタルイノベーションとアナリティクスの進化」を、大日本印刷株式会社廣瀬守氏には「北米市場のリテールDXトレンド」をテーマにご講演いただきました。
さらには、本講座のカリキュラムの集大成として、資生堂様のCRMプログラムを検討し、プレゼンテーションを行い、資生堂ご担当者様による講評・優秀チームの表彰といったプログラムを実施しました。
学生のプレゼンテーション終了後は、砂賀部長の視点でどちらのグループの提案が良かったか発表されました。
砂賀部長からの講評(抜粋)
学生のプレゼンテーションについて
砂賀部長は、選んだグループの理由として「クレ・ド・ポー ボーテのブランドアイデンティティを理解した提案であり、嬉しく思う」とグループ1の分析力を評価してくださいました。また、両グループ優良顧客の定義や施策における独自性を称賛されました。さらに「ブランドはキャラクターを持つべきである。そして、顧客中心のクライアンテリングを大事にしながら、ブランドらしく顧客との関係性を深める施策が重要である」とのコメントをいただきました。
講義の最後には砂賀部長へ質疑応答の時間もありました。受講生は、クレ・ド・ポー ボーテのCRMを支える砂賀部長から多くの学びを得ようと、時間の許す限り意欲的に質問をしていました。
質疑応答の内容(抜粋)
学生からは、「資生堂内でのブランドキャラクターの差別化」や「顧客データの一元管理の実現方法」についての質問が寄せられました。砂賀部長は、「ブランドの独自性を維持するための戦略的なアプローチ」や「顧客の多様な購入行動を尊重しつつ、全体的なLTV向上を目指す方策」について丁寧に回答され、学生たちも熱心に耳を傾けていました。