ゴルフ場探訪_バンコク_バリシアーゴルフリンクス
先日、縁あってバンコクに最近オープンした、バンラカットクラブ〜バリシアーゴルフリンクス〜で、ゴルフして来ました!
一言で言えば、絶対訪れた方が良いゴルフ場ですよ。
特に横浜カントリークラブメンバーの皆様方。
2日連続で伺い各2ラウンド、合計4ラウンドして来ましたので、簡単にレポートします。
コースコンディションはかなり良好です。
新しいゴルフ場ということもありますが、ディボットも少なく、メンテナンスもとても行き届いています。グリーンも綺麗
この1-2年、芝の育成が順調に推移したそうで、素晴らしいコースになってます!
何よりコースが面白いです。
リンクスと名付けられているように、一見、どこに向いて打っていったら良いか、戸惑いますが、キチンとコースを把握して、戦略的に攻めていけば、その面白さにハマります。
何はともあれ、ピンフラッグ目掛けてティーショットすると必ずドツボに嵌ります
身長180くらいあれば、そのハザードもキチンと見えるようですが、174(公称)の私には、(フラットなホールは特に)全景を捉えることは難しかったです。
全てのホールに、ゴルフ場設計における代表的なテンプレートが採用されているとのこと、無論、単に採用してるということではなく、バリシアらしいカスタマイズが施されていますので、この中からさらに世界の名物ホールと言われるホールが誕生する事でしょう。
特に16番Redanは、とてもカッコいいホールです。
有名なテンプレートRedan(要塞)が採用されています。ティーイングエリアから臨むと右肩上がりのグリーンとなっていて、距離も長いタフなホール
グリーンの左端から3分の2以上に跨る深いバンカーが眼前に広がっています
4ラウンドで、ワンオン出来たのは1回だけ
実に挑戦しがいのあるホールでした
私にとって印象深いのは、9番Leven、13番Knoll、14番Shortでしょうか。理由はホールとの相性が良く、4ラウンドで、それらのホールの成績がとても良かったから、好きになりました。
9番Levenの鍵はティーショットです。
ティーイングエリアからは、ブラインドですが、右サイドは、クリークが走ります。
フェアウェイセンター狙いから軽いフェードでも、ほぼクリークに捕まります。
なので、左方向が正解、ティーショットがナイスショット出来れば、そこから丘を越えるセカンドショット。距離感大事ですが、ショートアイアンでのセカンドショットは、問題無しです。
13番Knollはワンオンチャレンジも可能です。
ティーはブルー、グリーン、ブラックとなっています(横浜カントリークラブメンバーにとっては、お馴染みのラインアップですね)、わたしはグリーンからプレイさせて頂いたので、風によってはワンオン出来たかもしれませんが、少し足りないとガードバンカーに捕まります。
ティーショットそこそこうまく運んでも2打目が打ち上げかつグリーンが2段になっていて、傾斜も厳しいので、しっかりと高い球で距離を合わせられないと簡単にボギーとなります。
(13番グリーン後方からティーイングエリアを臨む)
14番Shortは、その名の通り、距離の短いパー3ですが、ワンオン以外は、バンカーです。グリーンは土で高く盛られていますので、バンカーショットの難易度は高いです。にわか勉強で仕入れた情報によれば、サムズスタンプ(親指を押した形)グリーンと言うそうです。
ワンオンしてもグリーンの起伏は激しく、段を外せば3パット必至です。当たり前ですが、ショートアイアンでの正確なショットが鍵ですね。当ゴルフ場での初バーディーは、このホールでした
(14番サムズスタンプが良くわかる、窪地のみがグリーンという事ではなく、この写真の右奥とかにピン切られている日もあった💦。ピン位置右奥の時に、バーディー奪取(笑))
この他に、2番Dog’s Leg、3番Eden、5番Cape、8番Biarritz、10番Alps、12番Punch Bowlなど、美しく難しいホールは枚挙にいとまがありません。
当たり前のことかもしれませんが、実に『考えるゴルフ』を実践していかなければならないホールラインアップです。
*ホームページのコンセプトのページのコース全体像に、攻め方を示すラインが、描かれています。
Concept | Ban Rakat Club
タイだから、リゾートゴルフで、ラフなラウンド というよりは、腕はともかくアスリートなゴルファーマインドで、コース攻略をしっかりと考えながら、ゴルフに向き合う方にとっては、とても魅力的なゴルフ場かと思いました。
クラブハウス等(隈研吾設計との事)建物も新しく洗練されていますし、食事もタイ料理に少し飽きていれば、和食をチョイス、美味しく頂けます。
私は初日バテ気味でしたので、素麺をオーダー、冷たく喉越しもよく、ツルッと美味しく頂きました。
2日目はタイ料理を沢山頂きましたが、街中の人気タイレストランよりも、美味しいくらいです
プロショップでも、オリジナルグッズやアパレルが充実していて、楽しいです。
横浜カントリーの系列なので、全般的にセンスが良く、クオリティの高いゴルフ場が、バンコク市内近郊に誕生した、という感じです。
高速乗ったら、30分くらいの位置関係なので、これまたYCC的。
ぜひ、皆さんも訪れてみて下さい。
横浜カントリー西コースが好きなゴルファーは、必ず気に入ってもらえると思います。
その際、必ずホール概要は理解されて臨んで下さい。
少なくとも、3ラウンド位しないと、コースを分からないと思います。
なので、1日2ラウンドプラン、お勧めします!
コース理解が進みますし、専属キャディが付いて、カート乗り入れ出来ますので、スイスイ快適に回ることが出来ます。
日本の酷暑に比べたら、夏のバンコク、有りですね。
2023年8月某日
Ban Rakat Club “Ballyshear Golf Links”